三重県では経営事項審査を行政書士会で請け負っています。これまではお客様の依頼に沿って書類を作成し審査を受ける側だけでしたが、この経営事項審査をする経審要員と呼ばれるものになると審査をする側にもなります。当然ですが審査を厳格なものとするため地元には経審要員として配置されません。また研修を受けてから考査に合格し、面接を受け、その後長期間いくつもの研修と現場研修を経て正式に配置されるというとても厳しい内容となっています。
　私がこの経審要員を受けようと思ったのは頻繁に改正される建設業法の最新の状態を知ることができるという事と、スキルアップする事で顧客に還元できると考えたからです。これまでの研修、考査試験の勉強なども改めて自分の業務知識を見直すことができる非常に役立つ機会となりました。
　三重県は広く、配置される事務所によってはずっと事務所不在でご迷惑をおかけする場合もあると思いますが大切な業務として真摯に取り組んでいきたいと思います。